+赤い華、その首筋に+ |
雨の音は子守唄 愛に疲れた体を癒す 何より優しい子守唄 初めて知ったこの感情 首筋に いまだ残る赤き華 それが散ってしまっても この感情を忘れることはないだろう 君といた シーツに残る温もりが 記憶を鮮明に甦らせ 僕を引き戻す 白く透き通った君の肌 乱れる長くて黒い髪 それはたちまち僕を酔わせ 首筋から漂う薔薇の香が 更に僕の脳をも麻痺させる 僕は一気に加速し 君に溺れ 全てを奪う かすかに聞こえるシャワーの音 君が奏でる子守唄 僕を深い眠りへと連れて行く |
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